Tableau Conference 2016 at Austin [レポート]第1日目活動レポート #data16
はじめに
こんにちは、yokatsukiです。
今年11/7(月)〜11/10(木)の4日間に渡って開催されるTableau Conference 2016に、今回初めて参加することになりました。セッションのレポートは個別に行いますが、それ以外のイベントの様子を活動レポートとしてお伝え致します。
今回は、初日の模様をお伝えします。
1日目の主な活動
1日目の大きな目的は、何と言っても開催地のテキサス州オースティンへ無事に入ることです。天候不順や機材トラブル、ロストバゲッジに乗客トラブル、果てはテロに至るまで、現地に無事にたどり着くまでの障害には様々なものがあります。そして日本からUSへの移動によって、日曜の昼に出発して15時間飛行機に乗って到着が同じ日曜の昼という、不思議な現象を久しぶりに体験しました。
- 移動(成田〜ダラス〜オースティン)
- ホテル移動〜チェックイン
- レジストレーション、会場下見
- 先着隊夕食
移動(成田〜オースティン)
今回の一連のツアーは、最初Tableau様主催でまとめて実施する計画がありましたが、参加される企業それぞれの出張規定などがあり、最少催行人員を満たすことができなかったとのことで実現しませんでした。そこで弊社では、そのツアーを提供会社であるHIS様と直契約する形で申し込みました。
成田空港
今回のイベントへの移動は上記の通りの理由で各社でバラバラに移動することになりました。従って成田空港でも特に結団式なるものはなく、各自静かに搭乗手続きを済ませての出発となりました。
海外に行くのは久しぶりだったので、自動チェックイン機初体験でした。便利になりましたね。
成田〜ダラス
成田からオースティンへの直行便は無いので、乗り換えが必要です。 航空会社によりますが、成田からだと以下を経由する経路があるようです。
- ロサンゼルス
- サンフランシスコ
- シカゴ
- ヒューストン
- ダラス
- デンバー
今回私達が利用したのは11:30発のアメリカン航空AA176便です。 同じテキサス州のダラス・フォートワース空港で一旦乗り換えます。
ダラスまでは約14時間、約10000kmの旅です。長かった…。 途中、食事が2回と軽食が出ました。写真は離陸して最初に出た機内食で、牛すき焼き風弁当でした。大変美味しかったです。
ダラス・フォートワース国際空港
機材が少々古かったと言うこともあり、いい加減腰が壊れかけた頃、ようやくダラスに到着しました。同じ日曜の朝8時です。早朝のため、空港内は静かでした。
入国手続も機械化されており、簡単に手続きを済ませることができたのですが、同じ便に乗ったメンバーの一部が最後の出口のところで人対応の窓口の方に強制的に回されてしまい、私は出口で30分以上待つことになりました。
その後手荷物を受け取って、乗り換え便の待つターミナルへ移動するのですが、空港がとんでもなく広く、空港ターミナルの移動でだいぶ苦労することになりました。
下の写真は、ターミナル間を繋ぐモノレール、Skylinkからの風景です。遥か向こうに航空会社の格納庫が見えますが、そこまで全て空港の敷地です。
オースティン・バーグストロム国際空港
ダラスから飛行機を乗り換えてまた1時間、いよいよオースティンへ入りました。 バーグストロム国際空港は、国際空港の名は付いているものの、実際には国内線がほとんどで、国際線はロンドンとフランクフルト便があるくらいでした。とは言っても、小ぢんまりしているわけではなく、羽田空港くらいの広さがありました。
オースティンは、世界的ライブミュージックの中心地と呼ばれています。その為空港では、音楽をイメージするモニュメントが目につきました。
ホテル移動〜チェックイン
空港から市街地へは鉄道がありません。事前に予約していた相乗りタクシー、Super Shuttleを利用しました。(後で知ったのですが、路線バスもあるようです)
予約したホテルは、市街地から車で15分位のところにある、ラマダ オースティン セントラル。
ロビーとフロント、食堂がまるっきり改装中でした。
廊下の脇に仮設されたフロントでチェックインし、部屋へ入るとそれなりに落ち着いた雰囲気でした。
しかしこの後、お湯が出ない、バスルームの天井から水漏れする等のトラブルで部屋を換えてもらうことになります。
お向かいの部屋、ドアノブがついていなかったので好奇心で覗いてみました。とても工事中でした…。
オースティン コンベンションセンターで受付
チェックインが済んで荷物を置いて身軽になったので、レジストレーションだけが実施されている会場を下見するため、タクシーを呼んで市街地のメイン会場、オースティン コンベンションセンター(ACC)へ。
ACCはビッグサイト等と違って市街地に建っており、周りに広場が無いので全景を撮ることができませんでした。全景はウェブページに載っていたのでそちらで掴んでいただきたいと思います。
会場に入った頃、天気雨が降り始めました…本格的にセッションが始まるのは明後日ということもあり、レジストレーションはガラガラです。
という訳で、余裕を持ってレジストレーションができました。 レジストレーションも非常に簡単で、タブレットにファーストネームを入れると、事前登録社の中からリストが出てくるので、それを選択し、身分証明と照合するだけでした。
中にはRFIDタグが入ってます。 後で知ることになるのですが、これはパートナー限定セッションで、パートナー以外の人がセッション会場に入らないような仕掛けとして使われていました。
雨が降っているので、ACCの会場内を一通り見てきました。 これは、Tableau Conferenceに参加するのが何回目かを確認するシールです。
近くに寄ると、こんな感じです。剥がして名札に貼ります。
豪の者が既に数名いらっしゃっているようです。
一方、Tableauのエキスパートから直接診断、指導を貰える人気のブース、Tableau Doctorの予約には、早くも行列が発生していました。
こちらはTableauのバッジを使って、モザイク画を表していました。
まるでTableau社のページで404 Not Foundが発生した時の画面のようです。
バッジは自由に外していって構わないとのことで、それぞれお気に入りのバッジを外して、名札やカバンに付けていました。
会場の一番奥には、Tableau Pollなる掲示板が置かれていました。 これは、短い時間に次々と4択の設問が流れ、それに手前のボタンで投票するというもので、集まった人達は、会場であるオースティンにまつわるものやそうでないもの(例えばポケモン等)など、様々な設問に投票していました。
会場下見
雨が上がったので、ACC以外の会場となる一通り会場を一巡りしてきました。
オースティンの街はテキサス州の州都ではあるものの、あまり人口が多くない(84万人)ので、小ぢんまりとした印象を受けました。中心地に高層ビルと有名ホテルが並んでいますが、それ以外は平屋の個人商店が多く、個人的には熱海のような印象を受けました。
ヒルトンホテル
ヒルトンホテルは、半分がビギナー向けのセッションですが、部屋数が多く、上級セッションやワークショップも数多く実施されます。
ヒルトンも一階のサロンが絶賛工事中でした。こういうの日本では壁を作って隠すんですが、私達が泊まっているホテルといい、アメリカでは工事を客に見せることってあまり抵抗がないみたいですね。
コートヤード マリオットホテル
ここは会場が2部屋だけで、半分がビギナー向けセッションです。
各会場には、インフォメーションカウンターが準備されており、会場案内などがもらえるようになっています。
ウェスティンホテル
ウェスティンは全4部屋で中〜上級者向けセッションを実施します。
フォーシーズンズホテル
フォーシーズンズホテルは3部屋でレベル感関係なく満遍なく実施されます。 会場の中でも奥の方にあり、大変な高級感でした。
ラディソンホテル
ラディソンホテルはビギナー向けハンズオンやミートアップ等、全部で3セッションしか行われないので、ここに来ることはないでしょう。
石積み風の壁、水槽と鹿の角?のシャンデリアが印象的な、自然感が溢れたロビーでした。
JW マリオットホテル
JWマリオットは12部屋、中〜上級者向けのセッションやハンズオンが実施されます。
ここまでですっかり夜になってしまったので、残り1つの会場は翌日に持ち越しです。
先着隊夕食
この日、Tableau Japanのご案内で、私達を含めた前入りのメンバーで夕食会を実施しました。会場はACCの直ぐ近くにあるブラジル風ステーキハウス、Fogo de Chãoでした。
店員オススメのワインを呑みながら、
副菜をバイキング形式で好きなだけ取りつつ、
店員が随時持ってくる串焼きの肉を好きなだけ頂く、という形式でした。 日本の肉と違って脂身が少ないので、思った以上に沢山食べることができました。
この機会で、初めてな方と技術だけでなくTableau活用の面でも色々な話ができました。Tableauには、様々な立場の人が様々な視点を持つ形で関わっており、今回のカンファレンスもそれぞれに異なる期待があって、それらが一同に混じり合う…明日からの本番に期待が否が応でも高まりました。
そして最後に、店員から思わぬデザートが…!!
翌日からぼちぼちイベントが始まるので、それらを楽しみに解散となりました。